2024/10/12
10/12(土)開催、Netflixシリーズ『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』配信直前記念!トークイベント付き特別先行上映会オフィシャルイベントレポート公開!
10月17日(木)Netflixでの世界配信を目前に控え、監督&プロデューサー陣が登壇した配信直前記念イベント、10月12日(土)にNetflixシリーズ『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』配信直前記念!トークイベント付特別先行上映会を実施いたしました!
イベントにはガンダムファンなら絶対に知っておきたい、驚愕の新視点で一年戦争を描き直したドイツ出身の新進気鋭のエラスマス・ブロスダウ監督。ガンダムシリーズ初の海外ディレクターとなる。さらに、アニメーションプロデューサー兼音響監督の由良浩明、プロデューサーの彌富健一が登壇。
以下に、オフィシャルイベントレポートを掲載いたします!
まず初めに「ガンダムシリーズ初の海外ディレクターとなったことを光栄に思います。子供のころからガンプラで遊び、育っていました、観客のみなさんの同じように“ガンダム”に触れてきましたので、沢山お話できればと思います。」とエラスマス監督よりガンダムとの出会いとともに挨拶が述べられた。由良Pは「ガンダムの根底にあるヒューマンドラマはもちろん、作品のリアリティ、そしてモビルスーツの大きさと怖さを表現しました。それは画だけでなく、音でも作りこんでいますので、注目してほしいです。」とこだわりを明らかにした。彌富Pは「やはり全編をUnreal Engine 5(以下UE5)を使用して、作り上げたことですね。今までにない映像表現で、“ガチ”の一年戦争の物語となっております。」と見どころを含めた挨拶があり、トークパートへ。
本作を指揮するにあたってのプレッシャーや日本への想いについてエラスマス監督は「プレッシャーはあったが、自分が信じている表現をすることを心掛けました。」とコメント。「ドイツで育ちましたが、小さいころから日本のメディアに触れていたので、日本は身近な存在でした。子供の頃から毎週見ていたガンダムシリーズの監督をするということが非常に信じがたいです。」と興奮気味にガンダム愛を語った。また約3年半の制作期間で大変だったことについて「コミュニケーションが大変でした。様々な国の人が携わっているので、細かいニュアンスを伝えることに苦労しました。(監督)」。「英語を先に作ったので、日本のガンダムをどうやって英語で表現するか。そこに苦労しました。(由良P)」。「とにかくスケジュールを守って、進行していくことが大変でした(笑)(彌富P)」とそれぞれ明らかにした。キャラクターをモーションキャプチャーで制作した本作は、スーツアクターではなく、英語版の声優がモーションキャプチャーを使用してキャラクターを演じるという珍しい演出をとった。その理由についてエラスマス監督は「スーツアクターの方を起用することもできるのですが、やはりキャラクターのモーションとセリフはかなり密接な関係にあるので、同じ役者さんに演じていただきました。」とコメント。本作で表現されている微妙な表情の変化などのリアリティを出す秘訣を教えてくれた。またどういったガンダムにしたかったかについて、「これまでのシリーズとは違う、明らかにガンダムは敵だというイメージをつけたかった。」と監督。本作に登場する“ガンダム”は非常に怖いイメージを与えるものとなっている。チャレンジしたことについては「クオリティを出すこと。ダウンサイドもあり、これだけの長尺をUE5で作成することが挑戦でした。思わぬバグが出たりするので大変でした。」と監督。由良P、彌富Pも強く頷いていた。
トークパートを終えると、観客向けのグッズ抽選会も行われ、会場の活気は最高潮。最後にエラスマス監督より「全世界の方々に楽しんでもらいたいです。モビルスーツの細かいニュアンスにもこだわっていますので、細かく見ていただけたら嬉しいです。」と締めの挨拶が述べられた。10月17日の配信を楽しみにするファンたちからの鳴り止まない拍手で見送られながら、ゲストは降壇。興奮冷めやらぬまま、イベントは終了した。